クロモリストへの道

パンターニをこよなく愛するポタクライマーが綴るクロモリを中心としたロードバイク生活

ついに組み立て完成!

近所のサイクルショップにフレームとパーツ一式を持ち込み、ヌーボ・クラシコの組み立てを依頼してから約2週間。ようやく完成の知らせが届きました!

その週末、はやる気持ちを抑えながら引き取りに向かいます。

そこで今回は、完成した車体を改めて組み付けたパーツとともにご紹介したいと思います。

まずは、全体像から~

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これが夢にまで見たヌーボ・クラシコの完成形です!

あ~、やっぱり”クロモリ・ホリゾンタル”はいいです。ロードバイクのカタチはこれに極まりますね。まるで芸術品?いつまでも見ていられそう(#^^#)

シルバーパーツでまとめたのもよかったと思います(自画自賛)。メッキ処理されたラグも美ひい…。

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こちらは、ホイールが黒シャマルバージョン(間違い探しではありません)。上のユーラスより少しだけディープです。とっておきの組み合わせと思っていたのですが、個人的には ユーラスの方が似合う気がします…。

因みにタイヤは、ユーラスが旧タイプのVittoria Open Corsa Evo CX(クリンチャー)、黒シャマルVittoria Corsa G+ グラフェン(チューブラー)です。

次は各パーツについて~

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ステムはチネリの1A、長さ120㎜。クロモリ・ホリゾンタルのステムはスレッドに限りますね~。フレームとともにホリゾンタルなところもスタイルの決め手になっていると思います。

 

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ハンドルバーはNITTOのM190 Euro80、幅400㎜のアナトミック。貴重な26φのシルバーです。

バーテープはDedaのミストラル(穴あきタイプ)。できればDedaのロゴは内側に隠したかったなぁ…後で巻き直そうっと。

エルゴはケンタウル10s。スタイル重視で少し前下がりにしてみました(^^;

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サドルはセライタリアのフライト(オリジナル復刻版)。サドルはずっとこれ一筋です。

シートポストはケンタウル純正品(スチール製)。後ろ側にカンパのロゴマークが入っています。

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クランクはケンタウル10sのウルトラトルク。チェーンリングは53×39です。

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FD、RDもケンタウル10s。RDは15年使い回してますのでボロボロですね…。スプロケはケンタウル10sの12-25です。

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フロントブレーキ、リヤブレーキも同じくケンタウルの15年モノ。

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NittoのボトルケージR。細身のステンレス製で何気にとても気に入ってます(*^^*)

だいたいこんなところでしょうか?簡単に表にまとめてみました。

フレーム De Rosa Nouvo Classico サイズ480
ホイール(クリンチャー) Campagnolo Eurus C15
ホイール(チューブラー) Campagnolo Shamal C15
タイヤ(クリンチャー) Vittoria Open Corsa Evo CX 23C
タイヤ(チューブラー) Vittoria Corsa G+ グラフェン 23C
ステム Cinelli 1A 長さ120㎜
ハンドルバー Nitto M190 Euro80 幅400㎜ アナトミック シルバー
サドル Selle Italia Flite 1990 オリジナル復刻版
シートポスト Campagnolo Centaur 10s スチール製
クランク Campagnolo Centaur 10s 170㎜ ウルトラトルク
チェーンリング Campagnolo Centaur 10s 53 x 39
FD Campagnolo Centaur 10s 直付
RD Campagnolo Centaur 10s ショートゲージ
スプロケット Campagnolo Centaur 10s 12 - 25
フロントブレーキ Campagnolo Centaur 10s  
リヤブレーキ Campagnolo Centaur 10s  
エルゴパワー Campagnolo Centaur 10s  
ペダル Look Keo  
ボトルケージ Nitto ボトルケージR ステンレス製
バーテープ Deda ミストラル ブラック

 

全体的には、イメージどおりの仕上がりで大満足です。

ですが、1点だけ問題がありました。 それは、組み付けられなかったこの部品…。

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これは、ヘッドパーツの1つで厚さ2㎜ぐらいのワッシャーです。

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上の写真のとおり、ヘッドの上玉押しとフォークのコラムの間に入れるものです。ワッシャー内側の小さな出っ張りがフォークのコラムに切られている溝に噛み合い、回り止め(緩み止め)の役目を果たします。

ですが、ショップでフォークのコラムカットをする際、”このワッシャーを挟むことを考慮せずに切ってしまい、スレッド(ネジ)の長さが足りなくなってしまった”とのこと…。

トホホ…_| ̄|○

まあ、仕方ありません。スレッドフォークの組付けなんて今や滅多にやらない作業なのでしょう。悔やんでも元に戻せないですし、今後のメンテにおいて、ヘッドに緩みがないか小まめにチェックしようと思います。

そこで、早速、専用のスパナをAmazonに発注しました。

パークツール(ParkTool) ヘッドスパナ 口部サイズ:32×36mm HCW-15

パークツール(ParkTool) ヘッドスパナ 口部サイズ:32×36mm HCW-15

 

上玉押しとヘッドを留めるロックナットはダブルナットになっているためスパナが2本必要です。上側のロックナットは通常のスパナで締めるとしても、下側の上玉押しは厚みが薄く通常のスパナが入らないため、平べったい専用スパナを購入しました。

ちょっとモヤモヤが残りましたが、何はともあれ完成しました。後はガンガン乗るだけです!

そこで次回は、初ライドのインプレをお届けしたいと思います(^^) 

組み立て依頼

さて、前回までで、ようやく組み立てに必要なパーツが一式揃いました。早速、自ら組み立てに着手、と行きたいところですが、素人のためそう簡単にはいきません。

以前乗っていたロードバイクは全てショップで組み立ててもらったものです。自転車の楽しみのひとつとして、いつか組み立ても自分でやりたいと思っていました。昔は古いイタ車(四輪)を散々イジったものです。自分でやった方が愛着が湧きますし、中身を理解できるので後々のメンテも楽です。

そう思ってこんなバイブルを購入しました。

また、こちらのサイトで勉強させていただきました。

http://velograph.jp/category/組立・メンテナンス/

デローザ・チタニオソロの組み立てが丁寧に掲載されており、クロモリと多少の違いはあるものの、必要な工具類についても触れていてとても参考になります。

ですが、これらを元に、一つひとつの作業工程を理解し、必要な工具を集めながら進めていったら、一体いつ完成するのか…?

また、クロモリバイクならではのハードルがありました。BBのタッピングとフェイシング、クロモリフォークのコラムカットです。

BBのタッピング(ネジ山さらい)とフェイシング(面取り)の必要性については意見が分かれるようですが、デローザのクロモリはやった方がよいと思います。特に自分のヌーボは購入から3年近くが経過し、屋根裏で保管中、BBのネジにうっすら浮き錆も出ていました。また、BBの縁には明らかに塗装が乗っています。

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HOZANからタッピングとフェイシングが両方できるツールが販売されています。

ですが、わざわざ今回のためだけに購入するのは勿体無い…(約10万円!)

クロモリフォークのコラムカットも難関です。カーボンならパイプカッターで簡単に切れますが、これは丸ノコが必要?切断できてもネジ山が切ってありますので、ダイスを当てる必要もありそうです。

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少なくとも上記の作業はショップに依頼するしかなさそうです。それならついでに、ガラスコーティング(ガラスの鎧)フレーム内部の防錆処理もお願いしようか?…それならいっそのこと、組み立てまでお願いしちゃおうか?…ということで、結局は、全部ショップにお願いすることにしました(^^;;

依頼先は近所にある某有名ショップです。TREKの専門店ですが持ち込み品の作業依頼も可能で、フレームの組み立て(コンポの載せ替え)からタッピングなどの細かい作業までHP上に料金が掲載されていて安心です。以前、デダチャイの整備で訪問した際に、クロモリの組み立ても問題無いことを確認済み。店長はまだ30代と思われる若い方ですが、ハキハキとした応対と店内も整理整頓が行き届き気持ち良いお店です。今回、正式に作業を依頼したい旨を伝えると快く引き受けてくれました。

実は、自宅からより近い場所に、秋山サイクルという知る人ぞ知るクロモリ整備(ZUNOWやNAKAGAWAなど昭和の名フレーム)のショップもありました。レジェンドの店主は御歳80ウン歳!ですが、とても話好きでまだまだ元気です。当初こちらに依頼しようかと思いましたが、流石にエルゴ時代のコンポは新し過ぎる、とのことで見送りました。(その後お店は2018年末で惜しくも閉店)

ということで、年の瀬も迫った12月某日、フレームとパーツ類をショップに持ち込み、作業一式をお願いしました。

ご参考までに見積料金は以下のとおりです。

・組立工賃(コラムカット、フレーム内部の防錆処理含む):32,400円

・BBタッピング:3,240円

・BBフェイシング:6,480円

・ガラスコーティング:10,800円

合計:52,920円

※金額は全て消費税8%込み

因みにヘッド部分のフェイシングについてはやらなくても大丈夫だろう、と判断し省きました、予算上のこともあり…。

気になる作業期間は1〜2週間とのこと。

あとは完成を待つだけです(*^^*)

 

 

 

 

パーツ集め

何度も寄り道のうえ、ようやくヌーボクラシコの組み立てに着手することにしました。そこで今回は、そのパーツ集めについてです。

その前に、まず、どんなイメージにするかというコンセプトは、2000年前後の“ちょっと古めのロードレーサーです。

ヌーボで多いのは、クラシカルなイメージに仕上げている車体と思います。シルバーのカンパアテナにレザーのサドル&バーテープは超定番、さらにはロープロファイルの手組みホイール&スキンサイドタイヤといった感じですね。ですが、ヌーボはコロンバス&オールドカンパ(~Cレコ期)の本物のクラシックレーサーではないため、光岡自動車のビュートのような“なんちゃって感”が漂います。かと言って、最近のカーボンパーツや黒塗りのコンポは当然似合いません。そこで自分は、クロモリからアルミへの移行期頃、年代で言うと90年代後半~00年代前半辺りの“ちょっと古め”を目指すことにしました。

そこで選んだパーツは以下のとおりです。

 

◾️コンポ:カンパ ケンタウル10s

アッセンブルするコンポはもちろんカンパ。若い頃イタ車にハマった自分は四輪時代からカンパのマグホイールを愛用しており、自転車に転向してからもベタ惚れです。2003年にはじめて購入したアルミのデローザにアッセンブルされていたのがケンタウル10s。それをカーボンのデダチャイに移植し延べ15年!使用していましたが、今回それをまた流用予定です(使い過ぎ?)。デダチャイの時は、クラシカルなシルバーのケンタウルがイマイチ似合わないと感じていましたので、久しぶりに日の目を見ることになりました。

実は、以前、定番のアテナ11sも所有していました。2016年にアテナが廃止されることが決まった際、慌てて新品の最終ロットを入手したのです。しかし、アテナには以下のような不満があり、最終的にケンタウルを採用することに決めました。

①ブレーキ:アテナの後期型はノングレードの汎用タイプ(台湾製で質感が落ちました。アテナのスケルトン自体もクロモリバイクにはアンマッチです。

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②クランク:アテナの後期型はパワートルクです。ケンタウル時代、コッタレスからウルトラトルクに進化しアテナもそれを引き継ぎましたが、マイナーチェンジで退化してしまいました。

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尤も、自分のケンタウルはコッタレスでしたので、ウルトラトルクのシルバークランクを入手しました(デダチャイ用にカーボンのウルトラトルクは保有していましたが)。

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③エルゴシフト:アテナはグリップ(ツノの部分)が出っ張り過ぎて好みではありません。

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これはアテナに限らず最近の全体的な傾向ですね。エルゴ10s時代の控え目な出っ張っりがベターです。

その他、コンポに関しては、ケンタウルはFDがバンドタイプだったため、直付けタイプを入手しました。

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◾️ステム:チネリ1A

最も美しいカタチと言われるチネリの1R、そのデローザロゴ入りのものを使おうと思っていました。

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しかし、前回触れたとおり、フレームにある3箇所のデローザロゴだけでも多過ぎると感じるため、ロゴ無しのチネリ1Aに変えました。

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◾️シートポスト:ケンタウル純正(スチール製)

ステム同様、デローザロゴ入りのNITTO製ポストが定番と思い入手しました。

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しかし、こちらも思い直してシンプルなケンタウル純正品に変えました。控えめなカンパのロゴマークがいい感じです。

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◾️ハンドルバー:NITTO M190 Euro80

自分の好みはアナトミックですが、シルバーはほとんどシャローで選択肢が無く、やっと見つけたのがこのモデルでした。いまや細身の26φは貴重です。

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◾️サドル:セライタリア フライト

アルミのデローザ時代からずっと使い続けているお気に入りです。ロゴが少ないオリジナル復刻版が発売されていたのでそれにしました。

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写真のとおり色は黒です。デダチャイは白サドル&白バーテープでしたが、今回は黒サドル&黒バーテープの組み合わせにすることにしました。

 

◾️ホイール:カンパ 黒シャマル

ルックスに一目惚れして購入した2代目シャマルです。カンパのオールドロゴが堪りません…。

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ヌーボに似合うと思っていますが、ハイトが4㎝と幾分高いためどうでしょうか?また、チューブラーを使うのは初めてのため実用に少し不安があります。そこで普段履きには、今まで使用していたカンパの初代ユーラス(クリンチャー)を併用しようと思います。

 

因みに中古パーツの入手先は全てヤフオクです。一気に集めたように見えますが、1〜2年前から気に入ったパーツがあるかどうか毎日チェックし、毎月のお小遣いの範囲でコツコツと落札していました。

余談ですが、ヤフオクはフレームや完成車を購入するなら大変お得ですが、パーツ類は高いですね。今回売却したコルムのフレームとアテナのコンポセットを売る立場から見ると、コルムの落札金額は購入値(海外通販ベラチスポーツ)の6掛けぐらいでした。国内正規品(定価)のなんと3掛けです。一方、アテナの落札金額はほぼ購入値と同じでした。

 

主要パーツはこんなところでしょうか。偉そうに“ちょっと古め”に拘ったと言いましたが、こうして見ると、ちょっと古めのケンタウルを流用しただけの話ですね…f^_^;


さて、パーツも揃いましたので、いよいよ次回は組み立てです。

ロゴ消し塗装?

前回、浮気しかけたデローザ コルムと決別し、ようやくヌーボクラシコの組み立てに着手することを決めました。しかし、その前に気になっていたことがひとつありました。それは、ヌーボのロゴです。

ヌーボには、DE ROSAのロゴマークが3箇所あります。ダウンチューブ、シートチューブ、バックステーです。シンプル イズ ベストがモットーの自分にとっては、はっきり言って多すぎます。ダウンチューブ以外のロゴを消せないか?また、懲りずにしょーもない模索が始まりました。

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写真:赤マルが消したいロゴ

ロゴはステッカー(ペイント?)の上にクリアが吹かれており剥がせません。そこで、消したいロゴがあるシートチューブとバックステーだけを、ボディカラーと同色(パールホワイト)で再塗装できないか考えました。ロゴの上に塗装を上塗りして見えなくしようという魂胆です。

早速ネットで自転車のカスタム塗装を手掛けているところをピックアップし、メールで相談しました。塗装専門店、サイクルショップなど5軒ほどです。

その結果をまとめると、いずれも部分塗装はおススメしないというものでした。理由は、パール塗装は再現困難だからということです。

同色の再現が可能かどうかは、一度実際のフレームを見てから判断したいと仰っていただいたショップもありましたが、パールはラメの配合が塗料メーカーごとに違い、見る角度によって色が変わったりもするので、恐らく全く同じにはできないだろう、との見解でした。

因みに料金と納期はショップごとにピンキリですが、クオリティが高そうなところは、おおよそ20万円で半年かかる!?という状況でした。料金は色合わせ作業が大変なためと、納期はバックオーダーの都合みたいですが、ほとんどお断りするための見積りですね…。

もちろん、部分塗装ではなく全塗装する選択肢もあり、ほとんどのショップがそちらを推奨し料金もかえってリーズナブルです。ですが、ロゴ消しのために新品のフレームを再塗装するか…?

ということで、悩みましたが今回はあきらめ、そのまま組み立てに移行することにしました。また寄り道ですね…(^^;;

スチール・レーシング その2

前回、海外通販のBellati Sport(ベラチ スポーツ)に勢いでクリック(発注)してしまった“スチール・レーシング”ことデローザ  コルム

納期は10~12週間とのことでした。3ヶ月経ち、そろそろどうかな~?とベラチさんに状況を問い合わせてみたところ、「グッドタイミング!ちょうど今完成したところ」とそば屋の出前みたいな返信が届き、それから10日ほどで無事、海外郵便で配達されました。輸入消費税は1万円ぐらいだったと思います。

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期待に胸を膨らませ、早速開梱。プチプチを外し現れたフレームは、クロモリとは思えないマッチョな姿でした。

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ケーブルはなんとフレーム内部を通すインナー仕様。パイプの太さと言い、塗装の質感と言い、言わなければみんなカーボンと勘違いしそう。

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カッコいいのか悪いのか意見が分かれそうですが、今どきのクロモリとして、よしとしよう。レーシーなコルムとトラディショナルなヌーボ・クラシコ。2台持ちで違いを楽しむのもオツなものかも…と、2台を並べたくなりました。その写真がコレ。

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ん???そのとき違和感に気付きました。

コルムの方がヌーほより重い…?

“スチール・レーシング”に限ってそんなこと無いはず。コルムオーナーのレポートに、完成車重量はカーボンバイク並み(7kg前半)と書かれていた記憶があります。コルム=軽量のイメージしかありません。

しかし、実際に秤で計測したところ、1,950gもありました。ヌーボ(1,750g)より全然重い…。

まあ、トータルで見ると、フォークの違い(カーボンとスチール)で逆転はします。

コルム:フレーム1,950g + フォーク350g = 計2,300g

ヌーボ:フレーム1,750g + フォーク700g = 計2,450g

注)ともにサイズは48

とは言え、なんでこんなことに…。

よく見ると、シートチューブにパイプのブランド&グレードを示すステッカーが貼ってあります。

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“REYNOLDS631”?

REYNOLDS(レイノルズ)は英国のパイプメーカー。631は以前の定番531に代わり最近のエントリークラスに良く使われているグレードです。軽量ではなく、ロングライドなどでの耐久性や乗り心地を重視したスタンダードタイプ。クロモリではなく正確には“マンモリ”(マンガンモリブデン鋼)ですね。

自分が知る限り、コルムのフレームにはデダチャイの18MCDV6が使用されているはずでした。完成車重量がカーボンバイク並みというのはこのパイプです。納得できなかった自分は、このことをベラチさんに質問してみました。

自分「フレームに“REYNOLDS631”のステッカーが貼ってあるけど、これパチモンちゃうの?」

ベラチさん「デローザ の工房によると、2018年モデルからクロモリのパイプをデダチャイからレイノルズに切り替えたみたいだよ

自分「・・・」

そりゃ無いよ~デローザ さん、勝手にレイノルズに変えるなんて。“スチール・レーシング”と言うなら、軽量な953あたりを使って欲しかった。これだけマッチョなフレームを631で組めば、そりゃ重くなるでしょう。

ということで、思惑が見事に外れました。新型コルムは、“ヘビー級・レーシング”だったのです。

またやってもーた… _| ̄|○ il||li

クロモリに軽さを求めたことが間違っていました。まわり道の末、素直にヌーボに乗ろうと、これでやっと決心がつきました。コルムは早々にヤフオクで処分し、ヌーボの組立計画を推進することにしたのです。

(と言いながら、懲りずに別の金属素材にも食指を伸ばすことになるのですが、それはまた後日^^;)

スチール・レーシング

前回、カーボンからクロモリに乗り換えることを決め、次のバイク探しがスタートした、と書きましたが、実は、既にクロモリのフレームは入手していました。それは、デローザ ヌーボクラシコ(DE ROSA NUOVO CLASSICO)です。

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昔から、上野のOD BOX(殿村ルーム)や横尾双輪館などに展示されているデローザのネオプリマートを見て、そのカタチに魅了されていました。歳を取ったら、ビアンコカラー(白)のコレに乗ろう、と決めていたのです。

4〜5年前、ネオプリは日本限定モデルとなり近い将来ラインナップから消える、という噂を耳にしました(実際は今も売られていますが)。それで焦って、当時ビアンコカラーが選べたヌーヴォのフレームを購入し、老後の楽しみとして屋根裏にしまっていたのです。まだまだ先の計画と思っていましたが、予定より早くその時が来ました。

しかし、なかなかコレをメインバイクにする踏ん切りがつきません。理由は、その重量です。

ロードバイクに乗り始めた時から、軽さへの憧れがありました。高価なカーボンパーツを買う余裕は無く、軽さ命!というこだわりもありませんでしたが、重いバイクに乗り換えるのは勇気がいります。ヒルクライムでタイムを競ったり、街中での掛け合いに乗ることはもうやめようと決心してはいますが、カーボンとの重量差を知り愕然としました。

以前のデダチャイとヌーボの重量を比べると…

フレーム単体:1,000g / 1,750g

フォーク:350g / 700g

ステム(ヌーボはスレッド):120g / 280g

トータル:1,470g / 2,730g → 差1,260g

完成車でデダチャイは8.2kgでしたので、同じコンポで組んだとすると、ヌーボは9.5kgぐらいということになります。覚悟はしていたものの、この重さで今まで走っていた峠など登れるだろうか…?

そこで、気になっていたあるモデルが頭をよぎりました。

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デローザ コルム(DE ROSA CORUM)です。

コルムは、クロモリながら軽量で、デローザ の海外カタログには、“スチール・レーシング”という愛称で紹介されています。コレでカーボンと渡り合えたら相当カッコいいかも!?良からぬ妄想が浮かびました。写真の2018年モデルにはビアンコカラーがラインナップされ、自分の好みにも合います。早速、総代理店にどんなバイクなのか、ヌーボとの違いを問い合わせてみると…

〜引用〜

CORUMは、クラシックなスチールフレームを現代風にアレンジし、スチール特有のバネ感、高負荷のペダリングを受け止める芯の強さ、振動を吸収してくれる快適性とレーシーな走りを併せ持ったフレームに仕立てております。

チューブの特性としてH.T.(ヒートテック加工)されたチューブは、引張(ヒッパリ)の強さ、降伏強度(コウフク)に優れ、稼働中の疲労限度および表面硬度を向上させ、最終的な熱処理工程により、それらを具現化しております。

全体のプロセスは、油焼入れに続いて、異な温度での熱処理の連続からなり、これは、鋼(はがね)の表面脱炭を防ぐため、無酸素雰囲気中で行われています。高い引張強度のモジュールは、優れた重量/剛性比の生成物をもたらしています。

〜引用終わり〜

何だかよく分からないけど凄そう。取り敢えず実車を見てみたいので展示品がないか聞いてみましたが、コルムは完全受注生産なので、どこにも無いとのことでした。

まあ、元々、正規品は高過ぎて買うつもりはなかった(買えるはずなかった)ので、海外通販サイトを調べてみました。すると、スイスのバレチ スポーツ(Bellati Sport)というサイトからコルムをオーダーできることが分かりました。

Bellati Sport https://www.bellatisport.com/

コルムの値段は、何と正規品の6掛け程度。現物を見ていませんが、その金額に惹かれ、気付いたら購入ボタンをクリックしていました。一抹の不安がよぎりますが…

そして、3ヶ月後、待望の“スチール・レーシング”は届いたのです。

その顛末は次回にて…(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カーボン卒業

最近、ロードバイクに乗る機会がめっきり減りました。何だかんだでもう半年以上乗ってない…。

暫く乗っていないと、もう以前みたいに走るのは無理かも、と思うようになりました。そろそろアラフィフ。気力も体力も運動神経も衰え、イマドキのカーボンバイクに付いて行く自信がありません。これからは、のんびり走りたいなぁ、と思った時、アタマに浮かんだのはクロモリバイクでした。そしてそのカタチはホリゾンタル。


思い返せば、最初に乗ったロードバイクはデローザ のアルミモデルでした。当時(2003年)はアルミ全盛、カーボンはまだ高価で(バックステーだけカーボンなんてのもあった)、カタチは当然ホリゾンタル。重量は8.5kgと軽くはなかったものの、Mt.富士や乗鞍などのヒルクライムにも挑戦し、かれこれ10年近く乗りました。最後はフレームのヘタリからか原因不明の異音に悩まされ、仕方なく買い替えすることに。
時代はすっかりカーボンに移行し、その値段も手頃になりました。自然にカーボンモデルを探しましたが、カタチはスローピング一色。うーん、カッコ悪…。ホリゾンタルにしたいのですが、いくら探してもカーボンはスローピングしかありません。しかも理解不能な湾曲を描いていたり(デローザ の初代IDLEとか)…。

そこで仕方なく、比較的オーソドックスなカタチに思えたデダチャイ nero RCというモデルを通販で買いました。雑誌で見た際、スローピングが緩やかだったので許容範囲かなと…。

しかし。これが見事にやってしまいまし( ̄◇ ̄;)

届いたフレームを見たときは気付かなかったのですが、近所のショップに送り組み上がったのを見てびっくり!あり得ないスローピングぶり。

そのバイクがこれです。

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自分は身長が166㎝しかないため490サイズを選んだのですが、スローピングはサイズが小さいほどスロープの角度がキツイのです(雑誌のサイズは550ぐらいだった)。

スローピングを目立たなくするためシートピラーをフレームと同色にしたり悪あがきしたものの、どうもしっくり来ません。その影響か、乗る意欲もだんだん失せていき、自然とお蔵入りに…。

それから3年ほど経過し、昨年、運動不足解消のため久しぶりに再開したものの、やはりモチベーションが上がらず、またプランクが開き始めました。

いっそのこと、買い換えようかな…?そこで頭に浮かんだのがクロモリバイクです。もちろんカタチはホリゾンタル。

よし、もうカーボンは卒業しよう。次は、クロモリ・ホリゾンタルだ!

そして、次のバイク探しがスタートしました。やば…物欲スイッチON?(汗)

紆余曲折のクロモリへの道へつづく…